18歳未満の人が免許費用をローンで払うなら
運転免許は時間が自由になる学生のうちに取得したほうがいいと言われています。とはいえアルバイトをしながらでも30万円近く貯めるのは簡単なことではありません。そうなると免許ローンなどを利用したくなるのですが、高校生や未成年が免許ローンを組むことは可能なのでしょうか。
ここでは高校生や未成年が教習所代を払うためにローンを組むことができるのか、そのときのポイントなどについて紹介します。
高校生や未成年が教習所代をローンで払う方法
実は免許ローンに限ると高校生や未成年が自分名義でローンを組むことはそれほど難しいことではありません。銀行の免許ローンは未成年者NGとなっていますが、その他の免許ローンはほとんどが学生でもローンを組むことができる仕組みを用意しています。
なぜ高校生や未成年者がローンを組むことができるか。それはローンを組むときに親を保証人としたり、親の同意を得たうえでお金を貸すためです。安定した収入のある親が保証人となったり、親の同意を得ることで、金融機関がローンを回収できないというリスクを回避できるのです。
このため、高校生でも未成年者でも免許取得のための免許ローンを組むことが可能になります。ただし、高校生は18歳以上であることが条件になりますので注意してください。
高校生や未成年者が利用できる免許ローン
上記にあるように、銀行の免許ローンは未成年者が利用することはできません。そのため高校生や未成年が免許ローンを選ぶときには銀行の免許ローン以外から選ぶことになります。
- 大学生協の免許ローン
- 信販会社の免許ローン
大学生であれば大学生協の免許ローンを利用することができます。ただし保護者が連帯保証人になる必要があり、なおかつ提携している教習所でしか使えないというデメリットもあります。
信販会社の免許ローンは未成年でもクレジットカードを持つことができるというメリットがあります。ただし金利は高めになりますので、返済計画をしっかり立てた上でローンを組むようにしてください。
高校生や未成年者が免許ローンを組むときのポイント
高校生や未成年者でもローンを組めるとはいえ、収入がゼロの場合は免許ローンを組めない可能性が高くなります。学生や未成年が免許ローンを組めるかどうかは、本人の収入によって決まるのです。
ローンを組む場合はアルバイトとはいえ安定した収入があることが求められます。学生のアルバイトの場合、審査で重要になるのは勤続年数です。ローンを組む直前にアルバイトを初めても実績なしと判断され審査に落ちることもあります。
高校生や未成年が免許ローンを組む場合は、免許取得の1年前からアルバイトの実績を積んでおくようにしてください。